2020年現在、コロナ禍により「強い市場」と「弱い市場」が分かれました。
例えば弱い業界(影響を受けた業界とします)の代表的な例は以下です。
- 航空業界
- 飲食業界
などです。
いわゆる「3密」に影響される業界は全体的に苦戦を強いれらています。
伴い、失業者も急速に増加しています。
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
総務省統計統計局の「労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)10月分結果」の統計結果によると
以下の様な状況となっています。
(1) 就業者数,雇用者数
就業者数は6694万人。前年同月に比べ93万人の減少。7か月連続の減少
雇用者数は5998万人。前年同月に比べ48万人の減少。7か月連続の減少
(2) 完全失業者数
完全失業者数は215万人。前年同月に比べ51万人の増加。9か月連続の増加
(3) 完全失業率
完全失業率(季節調整値)は3.1%。前月に比べ0.1ポイント上昇
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
完全失業率にいたっては昨年同月対比で51万人も増加しており、なんと9か月連続で増加しています。
コロナ禍でも強い業界とは?
コロナ禍でも強い業界や業績を上方修正している会社があります。
マネージンさんがまとめている「コロナ禍で業績を上方修正した上場企業は186社、ス―パーのライフ、佐川急便など200億円超の企業も」という記事では
以下の様な業種が業績を上げていると報告しています。
- 製造業
- 小売業
- 情報通信
- サービス業
などです。
通信業界(Wifiやインターネット)に目を向けてみると、Wifiなどの検索キーワードの推移は
コロナが盛り上がった4月前後に期間で大きく増加しました。
この様に、市場に大きなダメージを与えた「コロナ」というウイルスでも、その状況に合わせて
伸びている市場がある、という事が良く理解できます。
(2020年4月に東京は緊急事態宣言が発令され、在宅勤務・在宅授業をせざるをえなくなりました。
その影響で自宅でインターネット環境が無い人がWifiレンタルなどのキーワードで検索をしていた、等の仮説が考えられます)
また余談ですが、配送などのキーワードもwifiレンタルと同様にコロナの影響を一番最初に受けた、2020年4月前後で上昇しています。
そのように考えていくと、以下の様な業界/業種というのはコロナでも強いといえそうです。
- 配送
- 小売り(アマゾン/アパレル/美容/食品などのEコマース関連)
- 通信/ソフトウェア
前回以下の様な記事を書きましたが、コロナ禍による影響により消費者は「巣ごもり消費」を加速させています。
そのような時世を考えると
- 外出しないで楽しめる
- 自宅で楽しむ
- 自宅に届ける
- 適度な距離を開けても楽しめる
などの条件に当てはまるサービスや業界は引き続き市場も盛り上げっていくのではないでしょうか。
コロナ禍でも転職する方法とは?
コロナ禍でも転職する方法はもちろんあります。
ここでは、コロナ禍でも転職を成功する方法をまとめていきます。
- 転職エージェントを活用する
- 転職サイトを活用する
- ハローワークなどの職業紹介所を活用する
- 自力で応募する
- 自分で起業する(転職ではありませんが、自分で仕事を作る事も出来ます。)
- 知り合いの会社へ相談をする
1.転職エージェントを活用する
コロナ禍でも転職できる方法の1つとして、転職エージェントを活用するという方法です。
転職エージェントも様々ですが、転職サイトよりも転職エージェントを使うメリットとしては
- 専属のコンサルタントが転職までサポートしてくれる
- 企業や業界に詳しい為、転職の攻略方法もサポートしてくれる
- 面接や履歴書の書き方までサポートをしてくれる
など、求職者にとってのメリットが充実しています。
また、転職エージェント毎に、限定求人や非公開求人が異なり
案件としても豊富に取り扱っているケースが多い為一度登録をしてみる事をオススメします。
なお、費用も完全無料ですので、安心して利用できます。
2.転職サイトを活用する
転職エージェントだけではなく、並行して企業へ直接応募が出来る
転職サイトも活用していく事も良いでしょう。
転職サイトの場合案件数が各段に多い傾向にありますので
自分が得意としている業界や仕事内容、保有している資格などから仕事を選ぶことが可能です。
有名どころは
- DODA
- マイナビ転職
- エン転職
が有名どころでしょうか。
まずは、小さな転職サイトよりも、求人案件数の多い大手転職サイトから
登録してみる事をオススメします(大体の求人が網羅されている可能性が高い為です)
3.ハローワークを活用する
コロナ禍でも案件を募集しています。
また窓口を活用すれば、専門のスタッフが直接求人を説明してくれるので便利です。
4.自力で応募する
コロナ禍で転職する方法として、転職サイトやエージェント、紹介所を使わない場合
自力で応募するという手段もあります。
代表的な方法を記載していきます。
- インディードやGoogle仕事検索などを活用して気になる求人を調べる
- 気になる企業の採用ページをチェックし応募フォームから問い合わせる
自力で選ぶことにより、コロナ禍でも転職活動をしている企業を
自分がしたい仕事に限定して調べる事も可能ですし
またインディードなどであれば、サイト上から直接応募できる手軽さもありますので
コロナ禍ですぐに転職したい!という人にはスピード感を持って転職活動を行う事が可能です。
5.自分で起業する
コロナ禍で仕事がない、転職ができない!という人もいらっしゃると思います。
その様な方には「自分で起業する」という選択肢を持っても良いと思います。
今は、自分のスキルを売り買いできるサイトもあれば
これまで行ってきた仕事をウェブ上で受注できるサービスも増えています。
代表的なサイトは以下です。
- ココナラ
- クラウドワークス
- ランサーズ
それ以外にも特定の業界に特化した仕事受注サイトなどもありますので
ぜひ調べてみる事をオススメします。
6.知り合いの会社へ相談をする
ツテがあればコロナ禍で転職する場合、知り合いの会社へ相談するという行動もありだと思います。
人脈を活用する事にってこのコロナ禍でも転職をスピード感持って実現できる可能性が高いです。
また人脈・ツテを利用するメリットは
- 選考がラク(簡単な面談でOKな場合も)
- 給与交渉もできる(前職のスキルがあれば交渉も可能)
- 知り合いがいるので職場でもなじみやすい
等のメリットがあると思いますので、仕事に困ったら知人・ツテを当てってみる事も良いでしょう。
まとめ
今回は「【コロナ禍でも強い】業界と転職する方法」という内容でお送りしました。
内容を再度まとめていきます
コロナ禍でも強い業界
- 製造業
- 小売業
- 情報通信
- サービス業
など。
コロナ禍で転職する方法
- 転職エージェントを活用する
- 転職サイトを活用する
- ハローワークなどの職業紹介所を活用する
- 自力で応募する
- 自分で起業する(転職ではありませんが、自分で仕事を作る事も出来ます。)
- 知り合いの会社へ相談をする
など。
まずはご人身の状況に合わせて適切な方法を選び、例えば転職エージェントを活用するのであれば
一通りと登録し案件の情報を取得してみる事をオススメします。
まだ今後の情勢が分からない不安な日々が続きますが、伸びる業界・伸びにくい業界を見極めていく事が重要になりそうです。