本日はリスティング広告系の事例をまとめたので、共有したいと思います。
難しい調整ではなく、基本に忠実に、再度調整を行った結果
CPAを下げた事例になります。
CPAが高くなかなか下がらない、、、
いろんな打ち手を打ったけどどうすれば、、、
という方にも良いと思います。
■業種と目標
業種はデザイン制作などを手掛ける、代理店様になります。
目標CPAは5000円ほど。無料登録をKPIとしています。
■2020年1月の全体の流れ
日別の状況は以下の通りです*若干数値は修正しています。
前半はCPA8000円の日もあり、苦戦を強いられました。
コンバージョンが取れるのですがCPAが下がらない状態。
ただクリック単価も500円を超えており、予算を引き上げればなんとかなりそうだが、予算はこれ以上上げることが出来ない。
機会損失が発生していました。
■行った施策はシンプルに「配信する時間を限定する」
今回は「 配信する時間を限定する 」いわゆる時間帯調整を再度見直し
24時間の掲載を取りやめ、最もCVRの良い時間のみに投資をする、
という動きへ変えました。
その結果がこちらです。
*変更後の前後3日を比較した%になります。
非常に良い数値になりました。
時間別の調整は以下の通り・・・。
夜間は配信せず、9時台からの配信へシフト。
また時間帯によっては、入札を抑制し、夕方へ寄せるなどの判断を行っています。
結果的に最終週はほぼCPA3000円台での推移となり、
お客様にも喜ばれました。
■革新的なアイディアも必要だが、身近な見直しも必要。
リスティング広告は派手さはなく、比較的地味な領域の広告業務ですが、
調整次第では数字は派手に推移するとても面白い広告です。
改めて感じた事は、困った時こそ原点回帰。
足元をしっかり見直すこと、です。
今回は時間帯調整の事例ですが、
また別の事例もありますので、公開したいと思います。