思考力。
考える力という内容の話になりますが、考える力が強い人というのは、
1つの物事を目の前の事象だけで結論をつけるのではなく、
複数の視点から考え、「仮説」を複数作れる傾向が多いように思えます。
また考える力を鍛える事で、今まで頭で出していた答え以外の
回答を出せるようになりますが、これには訓練が必要です。
では、思考力を鍛えるにはどのような方法が良いのでしょうか?
今回は誰でもできる”3つのポイント”をまとめてみました。
■ポイント①まずは疑問に思う事
まず大前提に、目の前に出された答えに対して「疑問」を持つことです。
すんなり納得していては、考える行為を頭が行いません。
ですので、まずは目の前の回答に疑問を持つことが大事です。
例えば、あなたはAさんに頼みごとをお願いするとします。
あなた「これ、○日までにお願いをしたいんだけど」
Aさん「今忙しいから対応できない」
あなた「あ、そうなんだ、、、、」
となる流れについては、もちろん相手の状況にもよると思いますが、
相手の回答をそのまま受けてしまい、次のアクションを考えられていません。
上記の簡単な会話の中でいくつか想定できる事としては、
①忙しい→いつなら対応できるか。
②忙しい→自分が手伝って業務を分散し、仕事をお願いする手段。
③○日まで→期日を伸ばしたら対応できるか?
など、いくつか要因や別の視点で考えることが出来るようになります。
そうする事によって、目の前の事実を鵜呑みにすることなく、
別の観点から疑問に思い、次のアクションの視点が広がっていきます。
■ポイント②自分なりに調べる事
ポイントの2つ目は、自分で調べることです。
目の前の結果に疑問を思いました。なぜだろう?
ただそれだけでは、鍛えるトレーニングとしてはレベルは低いです。
次のアクションとしては、自分で調べることになります。
流れとしては次を意識して取り組むとよいと思います。
疑問に思う
↓
自分で調べる(事象について)
↓
自分なりの回答を調べる
↓
自分なりの回答をまとめる
↓
解決案を出してみる
そうする事によって、疑問に対して解決案まで提示できるようになる為、
次のアクションまでまとめることが出来ました。
■ポイント③自分の結果と他人の結果を見比べてみる事
最後3つ目のポイントとしては、他の人の意見と自分の意見を比べてみることです。
ここでのポイントとしては、自分の回答が間違っていたり
少数派だとしても真っ向から否定はせず、
答えに対してのプロセスも理解できると、よいと考えます。
また、答えの無い質問に対しては、
たいてい自分の意見と他人の意見は合わないことが多い為、
こんな意見もあるんだなと思う事や
このパターンだったらどうなのだろう?
と、さらに頭の中で考えてみると、思考力は高まっていくと思います。
今回は【思考力強化】考える力を鍛えるには?誰でもできる3つのポイント
という内容でお伝えしました。
正直かなり簡単な内容ですが、これをずっとやりつつけられると
常に意識しなくても頭が回転するようになりますので、
考えることが楽しくなるともいます。
とはいえ、脳は疲れていきますので、
睡眠をしっかりとったり、ブドウ糖を入れたり、
休憩もしっかりしながら思考を磨いてください。