2020年はコロナウイルスが大流行し、今までの生活が一変しました。
外出自粛や規制が多くなり自宅で過ごす事が増えた人が大多数だと思います。
その中で生まれた「巣ごもり消費」
改めてその意味と巣ごもり消費にまつわる「通販市場」の傾向をまとめてみました。
巣ごもり消費とは?
広告やマーケティングの情報をまとめているマーケジンさんの記事によると
“巣ごもり消費”とは、外出自粛に伴うEコマース(電子商取引)などの自宅にいながらのショッピングや、ネットを活用したエンターテインメントを楽しむこと。
https://markezine.jp/article/detail/33310#:~:text=%E3%80%8C%23SafeHands%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%80%8D-,%E5%A4%96%E5%87%BA%E8%87%AA%E7%B2%9B%E3%81%8B%E3%82%89%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E2%80%9C%E5%B7%A3%E3%81%94%E3%82%82%E3%82%8A%E6%B6%88%E8%B2%BB,%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%92%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82
上記の様な記載があります。
つまるところ、外出せず、自宅でネットショッピングやネットフリックス、youtube等の動画も含めた
エンターテイメントを楽しむ事の総評となっているようです。
この様な行動の変化は「コロナの影響で消費者行動が変化」していることが大きな要因と言えるでしょう。
なお、東京大学 保健センターさんのまとめによると
コロナウイルスの終息の見通しはまだ立っておらず、2020年12月現在、第3派も到来していることから
継続的な外出自粛→巣ごもり消費の流れは継続していくと予想されます。
巣ごもり消費によるEコマースの市場推移
ビジネスインサイダーさんの記事によるとグローバルで見た場合、国によって成長率が変化していることが分かります。
しかし、Eコマースの売り上げは、世界中どの地域でも等しく伸びているわけではない。
https://www.businessinsider.jp/post-220304
実店舗とEコマースそれぞれの売上高で世界をリードしているのが、アジア太平洋地域と北アメリカ。そして、西ヨーロッパがそれに続いている。アジア太平洋地域は中国の強さもあって世界におけるEコマースの売上高のうち、62.6%を占める。北アメリカと西ヨーロッパはそれぞれ19.1%と12.7%となっている。
https://www.businessinsider.jp/post-220304
やはり、通販大国の中国は売上に占める割合も最も高い事が分かります。
さらに、2020年7月ジェトロの報告によると
2020年の米EC売上高、新型コロナ感染拡大で急増
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/11/b0be5f93c399d37c.html
米国商務省の速報(11月19日付)によると、2020年第3四半期(7~9月)の米国の電子商取引(EC)売上高(季節調整値)は前年同期比36.7%増の2,095億ドルで、小売売上高に占めるECの比率は14.3%となった
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/11/b0be5f93c399d37c.html
前年同月比で約40%の成長率は驚異的であることが分かります。
まだ終息が見えない状況の為、今後もEコマース・通販を利用したユーザーの消費行動は続くと想定できますし
消費者自身もオフラインではなく、オンラインで事を済ませられる「便利さ」を体験しているので
引き続きEコマース・通販を利用し通販市場は拡大していくと想像できます。
2021年日本における通販・Eコマースの市場規模予想
ECzineさんのニュース記事によると
国内の通販・EC市場は2021年に13兆955億円と予測 2019年比で12.3%増/富士経済調査
https://eczine.jp/news/detail/8148
2021年には13兆円を超える市場規模となっています。2019年、2020年(見込み)と比較しても
引き続き成長市場であることは間違いありません。
まとめ
今回は「巣ごもり消費の意味」とそれにまつわる市場の動きについてまとめました。
ポイントをまとめていきます。
- 日本の通販市場は拡大傾向である
- グローバルで見ると成長している国とそうではない国が存在する。
巣ごもり消費だから世界的に成長しているわけではない - コロナウイルスの終息は現時点では未定という情報も出ている為、今後の動向は引き続きチェックする必要がある。
自宅で過ごし消費をする「巣ごもり消費」
そしてそれにまつわる市場の変化は今後も要チェックです。